夏花ルドベキアです。
ルドベキアは花期が長く、夏から晩秋まで次々と咲き続けます。
野生化したルドベキアにオオハンゴンソウと呼ばれているものがあります。
山野の、主に湿地に大繁殖しているのですが、在来植物保護の立場からは駆除の対象になっています。
ある研究によれば、ルドベキアには他種の生長を妨害する物質を作出し、在来種などの植物を駆逐しているというものがあり、広く支持されています。
さらにある研究では、妨害物質が次代のルドベキアをも駆逐するので、大繁殖はあるところで留まるというものもあります。
どの論文が正しいのか、あるいは全て正しいのかは定かではありません。
しかし、他を抑えようとするする作用や、反対に他を利用しようとか共存しようという作用は全ての種であるのでしょう。
ルドベキアには園芸品種があり、あまり繁殖しないのもあります。
タカオという5枚花びらの小花のルドベキアは人気です。