シラカバの冬姿

シラカバの冬

シラカバは北海道に多く自生します。

広く自生し珍しい樹木でもありません。

火山噴火後など、荒地にいち早く自生するパイオニア・プランツの代表的樹木です。

白い木肌は景観樹木としても優れています。

リーフがない冬姿は木肌の色が空の青に対比して更に引き立ちます。

空き地に育つものは大きく育ちますが、意外にも自然界に自生するものは林を形成して密になるためそれほど大木にはなりにくいのがこの樹木です。

いち早くその地で生息する反面、他の樹木が生長して追いつくとこの樹は負けてしまうため、シラカバ林は持続しないとも言われます。

また、この木の材質は水分が多く柔らかいこともあり、強度が低く腐りやすいということもあります。

強風の倒木は比較的多く見られます。

倒れた木材を薪にしようとしても既に腐って粉々になっているということも多いのです。

この樹種は外観の美しさということが特徴です。

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