オオイタドリとオオブキ

オオイタドリは北海道で最強の雑草です。

(雑草とは人間から見て利益がないように見えるだけなのですが)

在来種なので文句も言えません。

大きいものは高さ3mくらいになる宿根草です。

竹のような茎の構造で、成長が早く、一雨ごとに大伸長します。

一度根を張ると根茎が木質のように硬く、駆除が困難です。

土手で繁殖すれば一面を覆います。

人間からすれば何の役にも立ちません。

手前に生えているのがオオブキです。

この植物は根系の木質化はありませんが、竹のような地下茎が発達した丈夫な構造なので駆除には苦労します。

しかし、このフキはおでんにして食べられるので人間の役に立ちます。

このように、北海道では大型の宿根草が優勢になると言われています。

その理由は、冬季からいち早く成長できることが他に打ち勝つことの条件になるからだと考えられています。

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