いつもは何気なく見ているエゾムラサキツツジです。
北国には珍しく常緑の樹木です。
灌木とはいえ、常緑はこの木くらいでしょう。
シャクナゲや小さなツツジ類も常緑ですが。
それでもこのエゾムラサキツツジは『半常緑』と言われています。
全ての葉が越冬するわけではなく、秋に落ちる葉もあるということです。
その様子が写真から見て取れます。
残るもの、落ちるもの。
この花色は赤紫です。
もう一つ下の写真の花色は白です。
植物に含まれるアントシアニンなどの量で花色が決まるため、葉の色も花色によって異なるのですね。
白花と赤花がある植物は、葉の色で花色をあるていど識別できます。